当社はチューニングショップを営んでいました。
車体からエンジンを取り外し・性能を上げて取り付ける作業は
車体にキズを付けないように細心の注意を払って行います。
チューニング作業は数ヶ月の長期に渡ることもあり
その間、ボディ部分は外に置きざらしになり
新車であった塗装部分は、
時間の経過とともに、ホコリ・雨・風・黄砂でキズだらけになってしまう。
また、少しでもエンジンオイルが付いた手でボディに触ると、
触れた部分にシミが残り、いくら磨いても取れない。
そのとき、塗装は完璧なものでないことが分かりました。
キズがつかないように保護する処理をボディに施さねばならない。
オイルジミを起こさない処理をボディに施さねばならない。
それがコーティング材料開発の始まりでです。